• -成熟した市民社会が産み出したスカンジナビアン・ジャズ-

    「スウェーデン」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?ノーベル賞、おしゃれなインテリアやデザン、オーロラや白夜?

    2012年から1年間、私は家族3人でスウェーデンに暮らしました。予備知識の一切ない私を驚かせたことは幾つもありますが、そのひとつとして芸術活動がとても盛んなことが挙げられます。

    スウェーデンは芸術への支援が非常に手厚い国であり、日本の12分の1以下の人口の中から、驚くべき数の素晴らしいアーティストを輩出しています。私の住んだイエーテボリ市には、ボーヒュスレン・ビッグバンド以外にも公的に運営されるオペラハウスやダンスカンパニー、若手を支援する写真財団などがありますし、アーティスト支援や子供達への音楽教育にも力が注がれています。外国人である私も、世界トップレベルのミュージシャンやダンサーたちと、日常的に触れ合うことができ、以降も彼らと交流を続けていることは、私の人生の宝です。そして、BBBより神戸で公演できないかという相談を受けたとき、日本ジャズ発祥の地であるこの神戸で、ぜひたくさんの方にBBBを聴いてもらいたい、同時に神戸で活躍する素晴らしいジャズ・ミュージシャンを彼らに紹介したい、リハーサルは公開して、学生さんにプロの音楽家たちのやりとりを見て欲しい、と次々夢が広がりました。

    ジャズの醍醐味である個々の自由奔放さと、チームで構築する迫力という両方の魅力を兼ね備えたスウェーデン発のジャズ・ビッグバンド。そして神戸を活動拠点とする音楽家たちとの共演。

    その音楽をどうぞ全身で体感してください。そして、このコンサートを通じて、音楽はもちろん、その背後にある私たちの社会の未来についても、なにか考えるきっかけになればこれ以上の喜びはありません。

     

    ボーヒュスレン・ビッグバンド実行委員会代表 西島 芳(にしじま・かおり)

  • Bohuslän Big Band

    ボーヒュスレーン・ビッグバンド(BBB)って?

     

    スウェーデン第二の都市、Göteborg(ヨーテボリ)を拠点として活躍するBohuslan Big Band(ボーヒュスレーン・ビッグバンド;愛称BBB)は、北欧らしい透明感のある洗練されたスタイルを特徴とし、伝統と独創性を兼ね備えた16人編成のジャズ・ビッグバンドです。BBBの歴史は古く1720年 にまでルーツを遡ることができ、現在は県の運営するコンサートハウスに所属するスウェーデン公営のビッグバンドです。子供達から高齢者まで幅広い人々を対象としたコンサートや、子供達のブラスバンドやアマチュア・ビッグバンドへのクリニック等など、地域社会に根ざした活動も精力的に行っています。2014年にはアルバム「Pegasus」でアレ・ミュラーと共にグラミー賞にノミネートされたことのある、その音楽性は、長いキャリアにおいてBBBがゲストとして迎えたジョー ロバーノやマリア・シュナイダー、ヴィンス メンドーサ、スティーブ スワローら世界各国の音楽家からA world class jazz orchestra(世界レベルのジャズオーケストラ)と絶賛されています。

     

    <木管楽器>

    ・Joakim Rolandsson / ヨアキム ローランドソン

    ・Martin Svanström / マッティン・スヴァンストロム

    ・Björn Cedergren / ビョーン セーデルグレン

    ・Mikael Karlsson / ミカエル カールソン

    ・Alberto Pinton / アルベルト・ピントン

     

    <トランペット>

    ・Lennart Grahn / レナート グラーン

    ・Samuel Olsson / サムエル オルソン

    ・Robin Rydqvist / ロビン リードクヴィスト

    ・Jan Eliasson / ヤン エリアソン

     

    <トロンボーン>

    ・Niclas Rydh / ニクラス リード

    ・Christer Olofsson / クリステル オロフソン

    ・Hanne Småvik / ハンネ スモーヴィーク

    ・Ingrid Utne / イングリッド ウートゥネ

     

    <ピアノ>

    ・Stefan Wingefors / ステファン・ヴィンゲフォッシュ

     

    <コントラバス>

    ・Yasuhito Mori / 森泰人

     

    <ドラム>

    ・Göran Kroon / ヨーラン・クローン

  • ースウェーデンの名門ジャズビッグバンドと神戸で活躍する

    ジャズコンポーザーとの共演コンサートー

    李 祥太 

    (り しょうた)作編曲・ピアノ

    神戸市生まれ。甲南中学・高校のジャズバンドにてジャズピアノ・ビッグバンドジャズに出会う。2001年のスチューデントジャズフェスティバルでは 個人賞を獲得し、翌2002年に米バークリー音楽院のサマープログラムに招待生(全額授業料免除)として参加。2009年より作編曲としてのキャリアをスタート。プロのビッグバンドへ多くの曲を提供している。2015年 から2年間、ニューヨーク市立大学Queens Collegeにて作編曲を学ぶ。また現地ニューヨークのミュージシャンを集めたビッグバンドを率いて、ライブ活動を精力的に展開。2017年1月に帰国し、神戸を拠点に活動開始。同年5月には前年ニューヨークでレコーディングした同ビッグバンドの1stアルバム「Kibo-ho」をリリース。このアルバムはジャズの専門誌Jazz Lifeの「Disc Grand Prix2017」の「New Stars」部門に選出された。

    広瀬未来

    (ひろせ みき) 作編曲・トランペット

    神戸市生まれ。2003年、ニューヨークに渡り、フリーランストランぺッターとして活動。ジャズを始めサルサ、ヒップホップ、ファンクなど様々なジャンルのフィールドで活動し、全米、ヨーロッパのライブハウス、ジャズフェスティバルなどに出演する。2010年、初のリーダーアルバムをリリース。2013年にリリースしたセカンドアルバ「SCRATCH」ではラテンジャズという自身の新境地を開拓。2014年より活動拠点を日本に移す。今年11月に自身のビッグバンドMiki Hirose Jazz Orchestraのデビューアルバムをリリース予定。 

    【受賞歴】

    2000年、神戸市長賞、トランペットセクション賞/ 2002年、中山正治ジャズ大賞、なにわ芸術祭新人奨励賞/ 2015年、神戸文化奨励賞/ 2017年、なにわジャズ大賞、なにわ芸術祭新人賞。https://mikimusic.exblog.jp/

    Ensemble Shippolly

    アンサンブル・シッポリィ

    ピアニスト・作曲家の西島芳率いるEnsemble Shippolly(アンサンブル・シッポリィ)は、西島がスウェーデン在住時の音楽体験をきっかけに温めてきたという、3つの管楽器と声、ピアノによるユニット。「息のかさなり」をテーマとし、管楽器本来の響きはもちろん、息のかすれや、弦の振動、その他もろもろ「ものおと」のようなものも重ねながら、ときに即興で、ときに緻密にアレンジされた楽曲を演奏。2018年2月に発売されたファーストアルバム「VERY SHIPPOLLY」は、立体的な編曲と即興性、斬新さと懐かしさ、繊細さとおおらかさなど相反する要素を包含するサウンドに、各種音楽雑誌のレヴューからも高い評価を得た。

     

    <音源試聴youtube>

    「a year goes by」

    https://youtu.be/TWwualAg1l8

    「introduction -七夕より-」

    https://youtu.be/IDivs9xuk8E

    「ships confidential return home」

    https://youtu.be/ng0rEHPckHs

    「スマイル」

    https://youtu.be/MBybMeti_Ss

     

    <フェイスブックページ>

    https://www.facebook.com/ensembleshippolly/

  • Ensemble Shippolly

    member

    西島芳

    Kaori Nishijima

    (piano,voice)

    福岡市生まれ。1998年「王様の足下に跪く女(CANDY)」でCDデビュー。作曲・作詞、弾き語りのほか、ダンサー、現代美術家など異分野のアーティストとの コラボレーションを行っている。2012年のスウェーデン滞在をきっかけに北欧アートシーンへの関心を高め、’13年、7枚目となるリーダーアルバム「White in Dark」を、森泰人(b)、Anders Kjellberg (d)とニレント・スタジオにて録音。Bohuslän BigBand、Lina Nyberg Bandへのゲスト出演、イエーテボリ・オペラ・ダンスカンパニー(Göteborg Operans Danskompani)との共同制作、’15年にはストックホルム・ジャズフェスティバルに現地メンバーと出演、以降も共演や交流を重ねている。’17年、市野元彦(g)、外山明(d)をメンバーとするSONONIによる音楽、パリ在住アーティスト;レティシア・ベナの美術作品によるCDbookをリリース。現在、Ensemble Shippollyのほか、SONONI、吉野弘志(b)、白石美徳(d)によるtriogyを率いる。

    http://kaorimusic.net

    武井努

    Tsutomu Takei

    (tenor&soprano saxophone, clarinet, flute)

    大阪出身。大学在学から本格的な音楽活動を開始、E.D.F.やモダンチョキチョキズ、Wodden Pipe等に在籍。エンジニアの職に就くが音楽への情熱を捨てられず2001年退職。以降、数多くのライブ、バンド、レコーディングを行いながら、ジャンルも地域も縦横無尽に全国で活動中。演奏だけではなく、作曲、アレンジ、DTMも手がけ、舞台関係からのオファー、出演も多い。近年は自己のセッションライブの他、NHK-FMのSession 2016出演(E.D.F.)EastWestTrioでのツアー、サポートではTHE MICETEETH、J-M-S、ノエル・ギャラガー日本公演など多数。ピアニスト清水武志と立ち上げたレーベルFollowClub Recordでは最近10作目となる「TAKESHI meets TAKESHI/渋谷毅・清水武志」をプロデュース、発表した。秀逸なフロントマンであると同時に、アンサンブルを背後から支えることの出来る希有なミュージシャンであり、その飄々としたキャラクターで音楽界内外に多数のファンを持つ。

    http://tsutomutakei.jp/

    中山雄貴

    Yuki Nakayama

    (trombone)

    1988年生まれ。中学、高校を通して甲南ブラスアンサンブル部に在籍、Student Jazz Festival2005にて神戸市長賞を受賞。甲南大学JAZZ研究会在籍中、看板BandであるNewport Swing Orchestraの2009年度コンサートマスターを務める。40回山野Big Band Jazz Contestにおいて団体入賞、個人では優秀ソリスト賞を受賞。宗清洋氏、片岡雄三氏に師事。在学中から関西の様々なライブハウスなどで演奏活動を始める。2015年より東京に拠点を移し活動範囲を広げ、様々なバンドに所属するほか、リーダー・ライブも精力的に展開中。2017年、トロンボニスト今西佑介と中山雄貴による2Trombone QuintetBoneologyの1st Alubm「Introducing」をリリース。優れたオリジナル曲を、ストレート・アヘッドなジャズ・スタイルを基調としつつも、新世代ならではのフィーリングで表現し、好評を得る。豊かなアンサンブル経験の中で培われた絶妙なハーモニー・センス、完成度の高いアドリブ・ソロ、品格のある音色などで、他の若手トロンボニストの群を抜いている。

    有本羅人

    Rabito Arimoto

    (trumpet, flugelhorn,bass clarinet)

    1987年生まれ。少年期に様々な黒人音楽に傾倒する。バークリー音楽大学を中退。帰国後、三上寛やデカルコ・マリィといったアーティストとの共演を重ねる中で、既存の音概念に収まるはずのない即興演奏家としての才覚を現し始める。自己のバンド「兎に角」や、高岡大祐(tuba)との五線譜を用いないトリオ「Bright Moments」を結成。奇想天外な奏法のアイディアや、常に新しい音を追い求める実験精神とユーモア、天性の耳がもたらす爆発力などが徐々に知れ渡り、斎藤徹(b)、林栄一(sax)など音楽界の巨人らとの共演を果たす。2017年には、芳垣安洋(ds, perc)が新たに立ち上げたユニット「MoGoToYoYo」に吉田隆一(sax,fl)、岩見継吾(b)、元晴(sax)と共にメンバーに抜擢され、コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル等のコンサートに出演。Werner Puntigam(tb)とのオーストリア、台湾ツアーなど国外にも活動範囲を広げ、欧州を中心とした先鋭的な音楽家と音を交わすなど、今後も飛躍が注目されている。

  • Bohuslän Big Band Concert in Kobe

    2018年10月17日(水)

     

    会場:神戸文化ホール(中ホール)

    〒650-0017兵庫県神戸市中央区楠町4丁目2-2

    http://www.kobe-bunka.jp/hall/

     

    開場時間:18:30

    開演時間:19:00

     

    入場料:一般3500円、大学生2000円、高校生以下無料

     

    *チケット入手

    *公開リハーサル(無料):17:00-18:00

     *託児室あり(無料、要予約)

     

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    お問い合わせ先:

    チケットに関するお問い合わせ;神戸文化ホールプレイガイド078-351-3349

     

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    078-331-1728(100BANホール 李)